ベッドに敷くマットレスの選び方
ベッドに敷くマットレスの選び方についてお伝えしていきたいと思います。
ベッドで寝ている方はそこに布団を敷いている人もいればマットレスを使っている人など様々だと思います。
マットレスを使う場合は安い買い物でないだけに慎重に選ばざるを得なくなります。
マットレスを選ぶ際に重要視するのは以下の3つの点だと思います。
- 寝心地
- 素材
- 価格
寝心地と素材と価格の関係
マットレスの寝心地と素材は切っても切り離せない関係だと思います。
大きく分けると高反発と低反発のマットレスに分けることができるのですが、その中にも以下のような種類があります。
素材 | 体圧分散性 | 通気性 | 反発性 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|
高反発ウレタン | ○ | △ | 高反発 | 5万円~10万円 |
ボンネルコイル | ○ | ○ | 高反発 | 3万円~15万円 |
ポケットコイル | ◎ | ○ | 高反発 | 5万円~30万円 |
高反発ファイバー | △ | ◎ | 高反発 | 5万円~12万円 |
ラテックス | ○ | △ | 中間 | 3万円~30万円 |
低反発ウレタン | ◎ | × | 低反発 | 1万円~5万円 |
これを見てもわかるように同じ素材であっても価格はピンキリとなっています。
そもそも品質が異なっていたり構成されている層が多かったりすると価格が高くなりやすいです。
ただ高い分寿命も長く、例えば高反発ウレタンと低反発ウレタンでは大体3年から5年ぐらいは寿命が異なります。
寝心地がいいか悪いかはマットレスの堅さ(反発性と体圧分散性)が大きくかかわってきます。
マットレスが堅すぎるとカラダとの間に隙間ができてしまい筋肉が硬直し腰などに負担がかかり、柔らかすぎると腰の部分が沈み込んでしまい背中から腰にかけての負担が大きくなります。
理想的なのは程よく堅くて程よく柔らかくて体が一直線になるぐらいの堅さになります。
こればっかりは実際に寝てみないとわからないので、最低でも5分ぐらいは寝っ転がってみましょう。
この時体圧分散性も調べておくといいです。
体圧分散性とはどの部分に負担がかかるかを示したもので、理想的なのは下図の一番下の全体に負担場分散されている状態になります。
以前は低反発ものもが注目を集めていましたが、最近では腰痛など体の不調は寝返りが打てないことから来ていることがわかっており、程よく堅くて寝返りが打てる高反発のものに注目が集まっています。
どれを買ったらいいかわからない場合はとりあえず高反発のものから選んでおくといいでしょう。
また層が多くなればなるほど品質が高くなる傾向があるので、できれば3層以上のマットレスを選んでおきたいところですね。
その辺は財布との兼ね合いもあるので無理には言えませんが、今後10年使っていくと考えたら多少は値が張るものでもお得に感じると思います。
とにもかくにもまずは実際に寝っ転がってみて自分の体に合っているかを確かめてみましょう。