腰痛持ちがおすすめするマットレスの選び方
腰痛持ちの目線からどのようなマットレスを選べばいいのか詳しくお伝えしていきたいと思います。
ベッドあるいはマットレスの堅さが体に合っていないと朝起きた際に腰痛を感じることがあります。
これでは朝からどんよりとして気持ちになってしまいますよね?
しかも腰が痛くなるということは寝る姿勢が悪かったということになるので腰痛だけでなく体全体の調子が悪くなることもあります。
良い1日は良い睡眠から・・・といわれることもありますが、腰痛を感じている方ならこれがより身に染みてわかると思います。
マットレスの選び方
マットレスには高反発と低反発のものがあり、ざっくりいうと高反発は堅め、低反発は柔らかめになっています。
堅すぎると腰の部分に空間ができてしまい常に腰回りの筋肉が緊張することになってしまいます。
筋肉にずっと力を入れ続けていると痛くなるのは当たり前ですよね?
逆に柔らかすぎると腰が沈み込んでしまい圧力が集中してしまいます。
体重のおよそ半分の重さを腰だけで支えることになってしまうため当然腰痛になりやすくなります。
理想的なのは体が一直線になって体にかかる圧力が全体に分散することです。
マットレスには高反発と低反発があると説明しましたが、最近注目を集めているのは高反発マットレスです。
腰痛になる原因として寝返りが少ないと腰痛になりやすいことがわかってきました。
低反発マットレスでは体が沈み込むため寝返りが打ちづらくなってしまいます。
そのため腰痛改善には高反発マットレスの方がいいといわれています。
有名なマットレスはだいたい高反発だと思います。
マットレスの堅さはニュートンという単位で表されており、以下の数字が目安となっています。
ニュートン | 表示名 | 種別 |
---|---|---|
110ニュートン以上 | かため | 高反発 |
75ニュートン以上110ニュートン(11重量kg)未満 | ふつう | - |
75ニュートン未満 | やわらかめ | 低反発 |
マットレスには常に”へたる”という問題が付きまといます。
これは長く使っていれば当たり前のことで仕方ないのですが、高い買い物だったのにすぐにへたってしまったらショックですよね。
低反発でも高反発でもいずれはへたってしまうのですが以下のようなポイントを押さえているとへたりにくくなります。
- 複数の層で負担を分散
- 高密度の素材で負担を分散
- パーツが交換できるマットレス
重要なのは負担を分散するという点で、層の多さであったりスプリングの数で負担を分散させています。
安かろう悪かろうというわけではありませんが、安物はやっぱりペラペラなものが多くへたりやすいため素材などにも注目しておくといいでしょう。
低反発素材でよく使われているウレタンはへたりやすいと言われており、ポリプロピレンも高反発としてはへたりやすいようです。
ただマットレスにはへたった時のためにパーツが交換できるものもあり、へたりが気になるという方はこういったものを選んでおくといいかもしれませんね。
簡単ですが以上がマットレスの選び方となります。
マットレス以外で対策したいという方は以下のページに対策法を紹介しているのでそちらも参考にしてみてください。