ベッドが原因で腰痛を引き起こす2つのケース

ベッドが原因で腰痛になってしまう3つのケースについて詳しくお伝えしていきたいと思います。

 

朝起きると腰が痛いという経験をしたことがある方は多いと思います。

 

これはベッド、あるいはマットレスの堅さが体に合っておらず腰に負担がかかっていることが原因となっています。

 

ベッドは堅すぎても柔らかすぎても腰に負担がかかってしまい腰痛の引き金になってしまうのです。

 

 

ベッドが柔らかすぎる場合

 

ベッドが柔らかすぎると背中から腰にかけて圧力が集中してしまい負担が大きくなってしまいます。

 

 

このようになると自然に寝返りを打つこともできなくなり、同じ姿勢でずっと寝ることになるので負担が倍増していきます。

 

人は寝ている間に10回から20回程度の寝返りを打つのが理想的であるといわれているのですが、ベッドが柔らかすぎると1度の睡眠で4,5回しか寝返りを打っていない人も多いようです。

 

寝返りには姿勢を変えて負担を軽減する効果もあるので、寝返りが少ないと腰痛になりやすくなるというわけです。

 

ベッドが堅すぎる場合

 

ベッドが堅すぎると腰が浮いてしまい、背中と腰から臀部にかけての負担が大きくなります。

 

 

こうなると腰の筋肉が常に緊張した状態となってしまうため腰痛につながるのは想像に難くないでしょう。

 

この場合はベッドと腰の隙間を埋めてあげる必要があります。

 

理想的な寝姿勢

 

理想的なのは下図のように一直線になる姿勢です。

 

 

ベッドと体の隙間がきれいに埋まっており、圧力が体中に分散されているため腰に負担がかかりにくくなります。

 

今すぐできる簡単対策

 

ベッドが堅くても柔らかくても実はある方法を行うだけで簡単に対策ができてしまうんです。

 

それがおなかにタオルを巻くという方法です。

 

 

お腹にタオルを巻くことでベッドが柔らかい場合は適度な堅さを保つことができるようになり、ベッドが堅すぎる場合はできてしまった隙間を埋めてくれるというわけです。

 

以前テレビでこの方法が紹介されていたこともあったのですが、この方法を行っただけで寝返りの回数が劇的に改善して腰痛も軽減していました。

 

タオルの厚さは寝っ転がって邪魔にならない程度、2〜4回ぐらい巻くのがベストだと思います。

 

たったこれだけのことでベッドもマットレスも変えることなく腰痛対策ができてしまうので、毎朝つらいという方はぜひ試してみてください。